日産自動車のカルロス・ゴーン社長は22日、達成が確定した世界販売100万台増販目標について「当初から確信のない目標であり、達成見通しが明らかになった昨日まで、ずっと不安だった」と感想を述べた。
ゴーン社長は「(メディアの)皆さんは2年前も1年前もずっと懐疑の眼を向けていた。それができることが実証されたのでうれしい」と、やや皮肉を交えながら、笑顔で喜びを表明した。
さらに、この達成は「卓越した成果」だと評価、グループの「14万5000人の社員にお礼を言いたい」と述べた。また、これで日産は「常時コミットメントを達成できる会社になった」と強調した。