【WRCラリーグレートブリテン】事故で短縮

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2005年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・グレートブリテンは18日に最終の第3レグを行い、総合優勝はペター・ソルベルグ(スバル・インプレッサWRC2005)。18日のSS15で事故が発生し、予定は短縮されて終了した。

18日、2本目のSS15でここまで6位を走行していたマルコ・マーチン(プジョー307WRC)がコースアウトして立木に衝突、コ・ドライバーのマイケル・パークが死亡した。ラリーは残るSS16、17がキャンセルされ、SS14、15を走行しなかった選手に対しては所定のタイムが与えられた。プジョーは喪に服すためグレートブリテンから撤退した。

総合2位はフランソワ・デュバル(シトロエン・クサラWRC)、総合3位はセバスチャン・ローブ(シトロエン・クサラWRC)となっている。ローブは総合1位だったものの最終のタイムコントロールに早着したため2分のペナルティ、P. ソルベルグが1位となった。

マーカス・グロンホルム(プジョー307WRC)が撤退を決め、その時点でグレートブリテントップのローブは2005年ドライバーズタイトル確定の見込みとなった。しかし、その結果を好まないローブは、意図的にペナルティを受けたという。

「チーム三菱自動車モータースポーツ」から「ランサーWRC05」で出場、5位につけていたハリ・ロバンペラは、3位のグロンホルムが戦列を去ったため4位に。同じく三菱で、前日まで総合7位のジャンルイジ・ガリはアクシデント発生前にSS15を走りきっており、その際コースオフしてタイムロス、総合13位となった。

WRC次戦は9月29日から10月2日にかけて開催される第13戦ラリー・ジャパン。

《高木啓》

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