IAA:フランクフルトモーターショー会場のスバルスタンド最前列に置かれていたのは、青地に黄色い六連星をまとった 本格的ラリーカー。06年モデルでフェイスリフトを受け、より精悍な顔付きとなった『インプレッサSTI』をベースとするWRC仕様のマシンだ。
エンジン、ドライブトレイン等の詳細は明かされていないが、マイナーチェンジでフロントスポイラーの改良が加えられ空力性能が向上。リアバンパー下のデフューザーとルーフエンドのウィング等、このマシンならではの空力パーツが特徴だ。
これらのパーツは「アウトバーンの走行速度で、効果の程がはっきり判る」そうで、グループAのホモロゲーションを取れ次第、来期を目処にWRCに投入する予定になっている。