世界戦略サイズのSUVコンセプト『コンパス』は、ジープの新規顧客開拓の羅針盤となりうるか? ジープがフランクフルトモーターショーで御披露目したSUVコンセプトモデルの1台、コンパス。
前後に大型のスポイラーを装填し、ルーフ後方にウィングを持つローダウンされたスタイルは、見るからに「走り屋」の相貌。 足元も19インチの大径ホイールに255/50R19のレッドラインタイヤで固めている。
全長4405mm、全幅1761mm、全高1607mm。同時に登場した『パトリオット』とほぼ同じサイズスペックだ。このサイズのオンロードタイプモデルは、ジープにとって初の取り組みだが、コンパクトSUVはヨーロッパを始め、日本を含むアジアなどでも 堅調なセグメント。
コンパスの投入で、トヨタ『RAV4』やホンダ『CR-V』など強豪ひしめく市場に食い込み、ジープにとってまったく新しい顧客層を開拓することを目論む。