ベルギーGPレース(11日)終盤、マクラーレンの1-2フィニッシュを阻んだウィリアムズのアントニオ・ピッツォニア。ドライタイヤを装着し、スピードに勝るピッツォニアがラインを守ったファン・モントーヤに追突した。
ピッツォニアは次のブラジルGPに出場する予定がないため(ニック・ハイドフェルドが復帰予定)、スチュワードはピッツォニアに対し8000ドルの罰金を科した。
アクシデントに対しピッツォニアは、「僕はドライタイヤを履いていたし、彼よりずっと速いタイムで走っていた。彼はタイヤが良くなかったのかクルーズしていたのか知らないけれど、ものすごく遅かったんだ。」
「彼は僕の姿を確認したようだった。だから彼が早いタイミングでブレーキをしたとき、僕を前に行かせてくれるんだと思ったんだ。それで彼の横に並んだんだけれど、彼は僕のことを見ずに通常ラインを守ったために、僕は接触を避けることができなかった。僕は誰のレースも邪魔するつもりがなかったから、彼には申し訳ないことをしたよ。結局僕のレースも台無しになっちゃったけどね」と語った。