イタリアGP(4日)で2位に入り、タイトル争いのライバルであるキミ・ライコネン(マクラーレン)とのポイント差を27に広げたルノーのフェルナンド・アロンソ。レース中にはライコネンにオーバーテイクされる場面も見られたが、結果的には比較的楽にレースを戦うことができたという。
「ピットから出た直後はグリップがすごく悪かった。タイヤの準備ができていなかったようだね。そこでちょっとタイムをロスしてしまったよ。でも僕らはラッキーにも誰とも真剣な戦いを強いられなかったから、レース全体を通してすごく楽にやれたよ」
「レース終了前にチームからモントーヤ(マクラーレン)のタイヤトラブルについて聞かされ、少しでもプレッシャーをかけようとプッシュしたんだけれど、すでに遅かったみたいだ。でも2位でも充分な結果だよ。残りのレースでの目標は表彰台に乗ること。今日みたいにキミの前でフィニッシュできて最高だよ」とアロンソは余裕の表情で語った。