【ホンダ中国】ホンダ汽車・金山総経理…鈴鹿超えて世界へ

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中国の自動車企業では初の輸出専門メーカーとして今年4月に量産を始めたホンダ汽車(中国)。出荷された『ジャズ』(日本名『フィット』)は、8月からドイツでの本格販売がスタートした。中国駐在7年の金山裕則総経理が輸出メーカー設立の狙いや、今後の事業展開などを語った。《インタビュア:池原照雄》

●ホンダの夢と中国の願いと

——中国で唯一の輸出専門メーカーですが、そもそもホンダはなぜここで輸出工場をと決断したのですか。

金山 旧広州プジョーを引き継いで1999年に操業した広州ホンダの方は、年24万台という大きな規模になりました。これだけの量産工場になると、部品の調達についても相当進化しています。そうした日本の同業他社より中国事業で先行してきた強みを生かし、ここで世界に通用する品質なりコスト競争力をもったクルマを作りたいというのは夢だったわけです。いわば中国の自動車産業振興にも貢献したいということです。

ここは「広州輸出加工区」という一種の保税地域であり、部品や資材への輸入税はかかりませんし、国産部品についても日本の消費税に相当する増値税が相当部分で免除されます。そうしたコスト上の利点もあります。このような加工区は中国全土で約40ありますが、政府としては輸出をのばしたいという願いがある。それがわれわれの求めているものと合致したということです。

●ホンダの夢と中国の願いと
●コストは日本製とどっこい、国産化率を高める
●塗装実習1000本ノック
●欧州へ、世界へ、右ハンドルも

《池原照雄》

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