スバルのワークスチームであるスバルワールドラリーチーム(SWRT)は、9月30日から10月2日に北海道十勝地方で開催されるWRC第13戦ラリージャパンに、ペター・ソルベルグ組、クリス・アトキンソン組の2台の「インプレッサWRC2005」で出場する。
WRC日本初開催だった昨年のラリージャパンはソルベルグが優勝しており、スバルではホームイベント2連勝を狙っている。
SWRTのドライバー布陣は、2003年のWRCドライバーズ・チャンピオン、ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズ組に加え、若手のクリス・アトキンソン/グレン・マクニール組。3人目のドライバーであるステファン・サラザン/デニス・ジローデ組も、レッキ(下見走行)に参加する。
本年のWRCシーズンは、全16戦中11戦が終了している。スバルのエース、P. ソルベルグは、第2戦スウェディッシュラリー、第3戦ラリーメキシコで連勝し、その後も2位2回、3位2回、選手権ランキングは3位につけている。
本年から初めてWRカーをドライブしているアトキンソンは、今シーズンはワールドイベントに慣れることを主目的としているが、第4戦ニュージーランドラリーでポイント獲得、SSのベストタイムを通算3回記録するなど、才能を発揮している。アトキンソンは昨年のラリージャパンにはスーパー1600車両で出場していた。