8月25日にマイナーチェンジを行った『マーチ』の最大のトピックは「HR15DE」型1.5リットルエンジンの搭載。このエンジンは『ティーダ』から採用が開始され、『ノート』や『キューブ』にも搭載されている新型エンジンだ。
組み合わされるミッションはエクストロニックCVT。HR15DE型エンジンはエクストロニックCVTと相互開発を行っていたこともあり、109ps/15.1kgmのスペックながら、これまで搭載されてきたティーダやノートでも出力以上の力感を与えてくれていた。
さらにマーチは1.5リットル車でも1トン弱の軽量ボディなので、より高いパフォーマンスを発揮してくれるに違いない。
この1.5リットルエンジンを搭載したグレードは、これまであった「15S」、「15E」の他に上級グレードとして「15G」、スポーティグレードの「15RX」、「15SR-A」も新たに設定され、マーチでも1.5リットル車のグレード体系を充実させている。
リッターカーがルーツのマーチに、1.5リットル聞くと少し贅沢な気もするが、意外にこの組み合わせはイケルかもしれない。