【マツダ ロードスター 新型発表】デザインの“らしさ”では

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新型マツダ『ロードスター』の発表は25日。台風11号の影響で、あいにくの雨だったが、発表会場の東京・両国国技館前には『RX-8』、『アクセラ』、『アテンザ』なども展示されていた。

これらマツダ車のデザインは「アスレティックデザイン(停まっている時でさえも、動きを予感させるデザイン)」をエクステリアのデザインのテーマとしている。ホイールベース間のボディ下半分のボリュームを集中させ、オーバーハング部のボディ四隅を削り、リズムとスピード、テンションをシャープに表現している。

新型ロードスターは、ホイールベース間のボディ下半分のボリュームを集中させ、オーバーハング部の四隅を削って踏ん張り感を出す点は共通しているが、シャープさやキャラクターラインや抑揚を強調していない点では、また従来のマツダ車とはデザインテイストがやや異なる。

中牟田泰チーフデザイナーは「(デザインのアイデンティティでは)マツダらしさとロードスターらしさの二つがあります。新型はマツダらしさを出しながらも、ロードスターならではのシンプルでクリーンでモダンなデザインを実現しました」と語る。

「キャラクターラインよりもサーフェイスの動きや表情によってスポーツカーならではのアスレティックなかたまり感を表現しました。初代、2代目は抑揚の大きいコークボトルシェイプでしたが、新型ロードスターでは車両の前後を絞り込んだオーバルシェイプとしました」

「このオーバルシェイプによってドア部を外に出し、居住性と安全性を確保しその上で、ボディ前後を絞りフェンダーアーチを出して、ワイドトレッドを強調し踏ん張り感を出しています」

新型はロードスターと一目で分かる形ながら、そのシンプルでクリーンなデザインは、確実に新しさを表現している。

《松本明彦》

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