ヤマハ中間決算、過去最高益で通期見通しも上方修正

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ヤマハ発動機が発表した2005年6月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比11.3%増の6770億円、営業利益が同1.7%増の567億円といずれも過去最高となった。北米、アジアでの二輪車販売が好調だったためで、2005年12月期の見通しも上方修正した。

二輪車販売台数は国内が同6.5%減の8万6000台となったものの、北米が同21.3%増の11万4000台、アジアが同11.5%増の121万2000台と好調だった。二輪車部門の売上高は同13.0%増の3812億円だった。マリン事業も同6.8%増の1332億円、特機事業が同5.5%増の924億円と好調だった。

営業利益は、売上増で201億円、原価低減が50億円、為替差益が6億円の増益効果があり、商品構成の変化で136億円、販売管理費の増加で112億円の減益効果を打ち消して、営業増益となった。経常利益は559億円、当期純利益が368億円だった。

中間決算が好調だったことから同社は2005年12月期決算見通しも上方修正した。売上高は当初予想よりも1100億円増の1兆3200億円、営業利益が予想よりも110億円増の1010億円、経常利益も110億円増の1010億円、最終利益が130億円増の600億円となる見込み。

《レスポンス編集部》

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