矢野経済研究所が発表した「自動車維持保有サービスに関する意識調査」の結果によると、リサイクル部品の利用は2割と、認知が進んでいる割には低水準にとどまっていることが分かった。
調査によると、リサイクル部品を「知っている」「聞いたことがある」を答えた人の割合は8割を超えユーザーの間にリサイクル部品の認知が進んでいることが分かった。
一方、利用実態は「何度か利用」「1度利用」を合わせても13%にとどまった。また「利用しようとした」とした人も2.6%と少なかった。リサイクル部品の利用が進まない理由について同研究所では「品質」「適合性」「情報不足」などを指摘している。