フォードが、今年秋から発売予定の新型ミッドサイズセダン『フュージョン』の価格を発表。ベースモデルで1万7995ドル(約195万円)という価格は「韓国車と比べても値段で十分競争力がある」という戦略的なもの。
ベースモデルは2.3リットル4シリンダーエンジンで160馬力。ATはオプションとなる。ミッドレンジのフュージョンSEは3.0リッターV6搭載で221馬力、価格は2万1275ドルで、トップレンジのSELは2万2400ドル。
来年以降、4WDとハイブリッドバージョンも投入される予定だ。
このところ不調が続くアメリカ車、特にGMとフォードに関しては、アメリカ人のユーザーからも「価格が高すぎる」という不満の声が上がっていた。フュージョンはヒュンダイ『ソナタ』よりもベースで安い価格となり、こうした声に対応した価格付けと言える。
外観はスマートで、この価格ならユーザーの興味を引きつけられる可能性は充分だ。