ソニー『XYZ』の最新モデル 777シリーズでは、先代と同じオンダッシュ型ながら、液晶がコアユニットと分離された。ソニーeビークル事業本部、商品企画部企画2課の庵祥子氏は、ここにデザインへの大きなこだわりがあるという。
「まず根本にあったのが、AVN一辺倒の現状ですね。AVNはクルマに2DINスペースがあればスマートに設置できるのですが、そうでないユーザーはオンダッシュしか選択肢がありません」
「それなのに、これまでのオンダッシュ型カーナビは、外から見える部分があまりスタイリッシュじゃなかったと思うのです」
「1DINのクルマのお客様にも使えて、それでいてデザインがスタイリッシュで新しいカーナビを創る。ここが777シリーズで大きくこだわったポイントです」
特にフォーカスしたのが、輸入高級車など、こだわりのあるクルマだという。周知の通り、輸入車では2DINが縦並びになっているクルマの方が希であり、選択肢はオンダッシュ型カーナビになるケースが多い。
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