英国ロンドン交通局(Transport for London)は、2004年のロンドンにおける交通事故死者数は216人で、2003年に比べ56人少なく、21%の減少となったと発表した。
また、交通事故で重傷をおった人の数も3953人と、2003年に比べて939人も少なかった。同局では、20マイル/h(32km/h)道路の増加、道路の改善、監視カメラの増設などが効果を現したと分析している。
ロンドンでは、2010年までに、交通事故による死者数や重傷者数を、1994−98年平均値に対して40%削減するという目標をたてているが、当初の予定よりもずっと早く目標を達成できる見通しという。