気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2005年6月3日付
●GM、フォード2ケタ減、5月の米新車販売、ガソリン高騰響く(読売・10面)
●トヨタ、部品コスト減海外も、今年度から、年9兆円の調達目標に(読売・10面)
●ソニー執行役員15人から7人に(読売・10面)
●クルマは借りる方がお得 時間貸し、週末割引、サービス充実(読売・23面)
●ガードレール突き出した「危険」謎の金属片 全国2000カ所、国交省国道の点検出先に指示(朝日・1面)
●車部品の関税率25%で大筋合意、対ベトナムWTO交渉(朝日・12面)
●鉄とアルミ接合に成功、マツダ、世界初(朝日・13面)
●「プリウス」に米で苦情33件「急停止」当局調査(朝日・13面)
●進化市販カーナビ、標準装備への採用も目指す(朝日・13面)
●変速機に不具合、ルノーがリコール(朝日・37面)
●米GM、フォードの経営不振、日本メーカーピリピリ(毎日・8面)
●欧州でデザイン競う、自動車各社相次ぎ拠点(東京・8面)
●ダイハツ、外観の質感を向上「ムーヴ・ラテ」発売(日経・35面)
ひとくちコメント
米ゼネラルモーターズ(GM)とフォードモーターの不振が続いている。米自動車メーカー各社が発表した5月の米新車販売台数によると、GMが前年同月比12.8%減、フォードも10.4%減と、米2大メーカーともに2ケタの販売減となった。
きょうの読売(日経などは2日の夕刊)などが報じている。それによると、販売が好調だった前年の反動に加え、ガソリン高騰による大型SUV(スポーツ用多目的車)やピックアップトラックの販売不振が響いたためという。
一方、日本勢は日産自動車が同6.6%増と好調だったものの、トヨタ(同0.5%減)、ホンダ(同14.7%減)、三菱(同30.6%減)は低迷している、三菱はともかくホンダの大幅な落ち込みが気になるところだ。