【日産 セレナ 新型発表】視界のよさにはこだわっています

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新しい日産『セレナ』(5月31日発表発売)を見て気付くのは、側面のガラス面積が広いことだ。フロントドアの窓がさらに広くなっているのは、運転する際の車両感覚のつかみやすさも狙いだという。

チーフ・プロダクト・スペシャリスト(CPS)として商品企画本部商品企画室で開発をまとめた丸茂敬明さんは「カーブでガードレールが見えるようにすることで、女性にも運転しやすいクルマになっています。なおかつ、開放感があって車内が広く感じるはずです」と自信満々。

「視界の良さにはこだわりました。ステップワゴンのようにフロアを低くして、乗り降りを楽にするのもひとつの手段でしたが、ミニバンらしい『見晴らしの良さ』を失いたくなかったので座る位置は下げていません。高い位置からの見晴らしの良さって、子供が喜んでくれるじゃないですか」と、ファミリーカー的な視点からの意図を強調していた。

「ちなみに、旧型セレナに比べればステップは低いので乗降性もよくなっていますよ」と乗降性のフォロー忘れていないのは、さすがCPS。

《工藤貴宏》

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