ホンダが26日に発表、27日に発売した新型『ステップワゴン』。インテリアのコンセプトはズバリ「リビング」だ。デザイン開発の方向性は、家族みんなが楽しく快適に過ごせる空間をイメージした時に、すんなりと決まったという。
室内に、障子を通したようなやわらかい光が降り注ぐトップライトルーフや、また低床・フラットなプラットフォームが可能にした、フローリング調のフロアはまさに動くリビングルームだ。
ファミリーがターゲットユーザーということで、当然子供の意見、気持ちが大切にされたようだ。
朝日嘉徳デザイン主任研究員は「トップライトルーフを白色の合わせガラスにしたのも、子供が寝ているときにやさしい光が届くようにです」と語る。
「子供の気持ちを考え、友達を自分の自慢の部屋に案内すような、ワクワクする空間を作りたかった。ルーフやフロアのアイデアもそうですが、薄くワイドなデジタルメーターも、お気に入りのオーディオを出窓にディスプレイしているイメージです」
初代のステップワゴンは“子供と一緒にドコ行こう!?”がキャッチコピーだったが、新型では“子供がココにダレ呼ぼう!?”が隠れたキャッチコピーだ。