17日、秋田県秋田市内の立体駐車場で、3階部分から軽自動車が転落する事故が起きた。クルマは屋根部を下にして落下して大破したが、運転していた男性にケガは無かった。
秋田県警・秋田中央署によると、事故が起きたのは17日の午後6時30分ごろ。秋田市大町2丁目付近にある立体駐車場で、42歳の男性が運転する軽自動車が車止めを乗り越えたうえ、厚さ5cmのコンクリート製外壁を突き破り、3階部分から転落した。
クルマは上下逆さとなり、約8m下の地面には屋根部から落下。男性はシートベルトを着用して乗車していたためにケガは無く、クルマからも自力で脱出している。
クルマが落ちた場所は人の往来がほとんどない駐輪場で、事故当時には誰もいなかったことから二次的な災害も起きていない。
事故現場となった立体駐車場は6階建て。事故車はレンタカーで、調べに対して男性は「普通に運転していたら車止めを乗り越えてしまった」などと話している。
警察では不慣れなクルマを運転したことでアクセルとブレーキを踏み間違えたか、シフトの入れ違いが事故の原因とみている。
