【ジュネーブモーターショー05】日産ザルートのモダン建築

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日産『ザルート』のデザインを担当したクリエイティブボックスの邱渓(キュー・シー)氏が語るデザインコンセプトは、オーセンティック(本物感)スペシャリティ。スポーツ感をフィーチャーする最大のポイントが大型のガルウィングだ。 

邱渓氏は、「ザルートはあくまでもデザインコンセプトであり、ガルウィングドアのモデルが市販化される訳ではない」と前置きした後、ザルートのデザインコンセプトを「スポーティーな、オーテンセティック(本物感)スペシャリティ」と定義した。

「通常ボディの一番幅広い部分はフェンダー部分になるが、ザルートでは、ドア部分を張り出させ膨らませているのが特徴だ。これは、ガラスとフレーム構造を用いた日本のモダン建築様式で知られる伊東豊雄氏のデザインを取り入れたもの。伊東氏の代表作としては、東京にあるプラダビルや仙台のメディサークがある」 とのこと。 

キャビンはグリーンエリアが大きくとられ、アップライトで開放感の高い室内を演出している。インテリアは、前席間に浮かせたフローティングセンターコンソールなど、トレンドを意識しつつも、オーガニックに走るのではなく、どこかタフなイメージのインパネが存在感をアピール。

内装の色使いは、黒、ダークグレー、ブラウンのモダンなコンビネーションで、クロコダイル調のシート表皮が「オーセンティック」なムードを演出している。 原宿にある「クリエイティブボックス」がデザインを担当し、国内デザインセンターNDCがまとめ上げた。

《ケニー中嶋》

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