ホンダは3日、ナビ機能に重点を置いたカーテレマティクス「インターナビ・プレミアムクラブ」の会員数が同日で20万人を突破したと発表した。
同サービスは2002年10月の開始以来、2年4カ月が経過している。同じ時期にサービス開始したトヨタ自動車の「G-BOOK」は昨年10月時点で約6万人にとどまっており、インターナビが大きくリードした形だ。
インターナビは、最適なルート案内と最新の道路情報提供に焦点を当てた双方向情報ネットワークサービス。対応するナビシステムは、現在26車種に装着が可能であり、ほとんどの車種をカバーしている。
新モデル投入後、2月までの車種別装着率は『オデッセイ』が68%、『エリシオン』では91%などと、上級車での普及率が高まっている。
また、03年9月に世界の自動車メーカーとしては初めて実用化した渋滞情報などを提供するフローティングカー情報システム「プレミアムメンバーズVICS」の収集した走行データは、地球750周に相当する累計3000万kmに達したという。