マツダはミニバン『プレマシー』をフルモデルチェンジして、本日から販売を開始する。『アテンザ』以降の新世代商品群の中で、マツダ初めてミニバン市場に投入する商品だ。すでに昨秋の東京モーターショーで先行発表されている。
ボディは5ドア、ミニバンとステーションワゴンとのクロスオーバー。エンジンは2.0リットル直4を基本に一部2.3リットル直4を搭載、駆動レイアウトはFF、トランスミッションは4ATの設定。装備グレードは3タイプで、都合4仕様のラインナップとなっている。
開発主査の福永賢一氏によると、開発コンセプトは“コミュニケーティブ&ダイナミック”。マツダのブランドメッセージ“Zoom-Zoom”を深化させながら、パッケージングに新コンセプト「6+One(シックスプラスワン)」を提案、乗員全員がコミュニケーションを楽しみ、快適な移動を可能にする室内空間をめざした。
価格は「20F」の174万3000円から「23S」の228万9000円まで。月間販売台数は、日本国内において3000台を計画。また、国内での導入以降、『マツダ5』としてグローバル市場に順次投入される。