気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2005年2月1日付
●G7 4日開幕「ドル安」最大の焦点に、日欧・米思惑にミゾ(読売・8面)
●スリーダイヤ印「消滅」へ、三菱系の金融大手、10月、UFJと統合し刷新(朝日・11面)
●愛知博、日本館総館長に竹下景子さん(毎日・8面)
●トヨタ7割増、現代2.7倍、日韓車、中国も快走、昨年販売(産経・1面)
●日産、北米で小型車生産・販売 125万台目安、能力増強も視野(産経・8面)
●断面、トヨタ労組、3年連続ベアゼロ要求へ 給与より賞与優先(産経・8面)
●愛知博、燃料電池バス公開(産経・10面)
●三菱自動車 新再建策 市場冷ややか、株価一時9円安、大手証券「具体策欠く」/日産との資本提携消え、先行きさらに厳しく(東京・9面)
●フェニックス・キャピタル、三菱自動車株売却へ、6月以降順次、投資回収(日経・1面)
●三菱自出口はあるか(3):「後ろ盾」探し難航(日経・13面)
●「将来性」トヨタ首位、ビジネスマンの企業イメージ(日経・15面)
●カーシェアリング、電気自動車使い西新宿でオリックス子会社ら(日経・35面)
●独、ダイムラーを提訴、3人死傷事故遺族(日経・38面)
ひとくちコメント
日産自動車の“北米担当”であるカルロス・ゴーン社長が“本拠地”入りし、ルイジアナ州で一部のメディアと会見、「2006年中にも排気量1500cc級の新型小型車を北米で現地生産、販売する」という方針を明らかにした。
東京など各紙が31日の夕刊で掲載したほか、、きょうの産経も取り上げている。
記事によると、日産が北米生産するのは乗用車『マーチ』がベースで、年間販売台数は125万台を目安にしているという。生産台数などは未定だが、メキシコ工場での生産が有力視。
ゴーン社長は「小型車は日産の得意分野、利益も出せる」と強気のコメント。
北米では、トヨタ自動車が昨年サイオンブランドを立ち上げ、ホンダも来年から『フィット』クラスの対米輸出を検討中。日産の参戦で北米市場における小型車戦争は一段と激化することが予想される。