日野自動車が28日発表した2005年3月期の第3四半期まで(4−12月)の連結業績は、売上高が前年同期比8%増の8170億円だったものの、営業利益は30%減の243億円にとどまった。
国内のトラック販売減が軽微にすみ、海外は順調に拡大、増収につながった。しかし、北米事業の強化に伴う投資負担や研究開発費の増加などで収益は減少している。
第3四半期までの純利益は53%減の103億円。ただし、05年3月期通期の予想は売上高が5%増の1兆1080億円、純利益は49%減の174億円とし、従来予想を据え置いている。