富士重工業は、スバル『フォレスター』をビッグマイナーチェンジして27日から発売した。外観に加えて、走行性能や使い勝手など、全般にわたって改良を加えた。
エクステリアはダイナミックさや力強さを表現した。大型グリルを採用、SUVらしさを強調した。
フロントバンパーはパーツの張り出しを無くした。リヤはリヤゲートガーニッシュのサイズを拡大するとともに、光輝モールを追加して車体の幅広感と安定感を強調した。フロントランプはシリンダータイプの丸型モチーフ4灯ヘッドライトを採用した。
インテリアは、シートに撥水加工を施したほか、荷室ハードマット&リヤシートバックハードマットを採用した。リヤクォーターもハードタイプとすることで撥水機能を強化した。
ラゲッジバーハンガーの採用や12Vの電源ソケットを備えたマルチセンターコンソールを採用するなど、使い勝手の向上を図った。エアコンでの保冷が可能な保冷機能&イルミネーション付マルチボックスも採用したほか、30GBのHDDを備えたHDDナビゲーションシステムを採用した。
エンジンも改良し、吸排気効率を高めて低中速域の豊かなトルクによる実用域での加速性能を向上した。燃費の改善や低排出ガス化も図ったほか、大容量マフラーの採用で出力向上と排気音の低減を図った。
このほか、シャシー剛性の強化やサスペンション特性の見直しで足回りも改良した。
価格は「2.0XS」の4ATが217万3500円。