トヨタ・モータースポーツが23日、東南アジアを襲った津波による被災者のためにチャリティイベント「オープンドア」を実施。ケルン市にあるファクトリーが一般公開され5500人を超えるファンが訪れた。
ドイツ赤十字の協力のもとに行われたイベントにはヤルノ・トゥルーリ、ラルフ・シューマッハの両レギュラードライバーも参加。収益金14万5000ユーロ(約2000万円)が被災者に贈られた。
トゥルーリは「今日はみんなにF1ファクトリーの内部を見てもらうことが出来た絶好の機会。東南アジアを襲った悲劇にすでに多くのサポートを提供しているトヨタが、さらに特別な機会をみんなに与えることが出来た」と語っている。
「僕の知る限り、F1ファクトリーが一般に公開されたのはこれが初めてなんじゃないかな。ファンにとってもまたとない機会だし、津波被災者にとっても効果的な義援金の集め方だと思うよ」