ホンダ、熊本の汎用機工場が完成…世界のマザー工場

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ホンダは、熊本製作所に建設を進めてきた新汎用機工場が完成、地元関係者らを招いて完成記念式典を行った。

汎用機(発電機、コージェネレーションシステム)工場は、エンジン組立、完成機組立などの工程をもち、部品から製品までの一貫した物流レイアウトや電気部品組立設備導入などで、高効率な生産を行う。新工場にあわせ敷地内の既存鋳造工場の汎用エンジン加工ラインも増設した。

ホンダは2002年1月より、市場の変化に柔軟に対応できる生産体質の構築を目的に、浜松製作所から熊本製作所に汎用生産を移管してきた。今回の汎用機工場の完成で、船外機を除く汎用製品の生産は熊本製作所に集中する。

熊本製作所での汎用エンジン生産能力は年間125万基、完成機生産能力20万台の工場となる。今後は新工場が同社の汎用生産のマザー機能としての中核を担う。

《レスポンス編集部》

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