ダイムラークライスラーグループは、スマトラ沖地震によるインド洋大津波の被災地を支援するため、総額3億円相当の救援活動を実施すると発表した。
同社では、被災状況が判明してから人道支援物資を輸送するための商用車を寄贈し、10万リットルの飲料水を輸送、すでに100万ドル相当の支援を行っている。
米国のダイムラークライスラー・コーポレーション・ファンドは被災者のために最高50万ドルの寄付と、米国の2つの救援組織にそれぞれ10万ドルづつ寄付する。さらに、寄付プログラムとして最高20万ドルまで寄付する予定。このプログラムは従業員や退職者、販売店から1口最高5000ドル、全体で最高20万ドルの寄付を募り、ファンドがその同額を寄付する。
また、ダイムラークライスラー・サービス・ノースアメリカも12月に発表した10万ドルに加えて、25万ドルを追加寄付を発表した。
また、シンガポールの現地法人などを通して長期的な復興支援のための基金を設立し、66万3000ドルの支援やトラックをはじめとする特殊用途車両を寄贈する。