富士重工業は14日、今年半ばから米国で生産・販売を開始する上級SUVスバル『B9トライベッカ』の今年の販売計画を1万8000台程度としていることを明らかにした。「米国で月間3000台をコンスタントに確保したい」(和田英生副社長)考えだ。
B9の販売価格は、まだ現地でも発表していないが、装備によって3万2000ドルから4万ドルになるという。米国のSUV市場ではミッドサイズクラスの高価格帯に位置する。
開発を担当した商品企画本部の阿部一博主査は「当初から1ランク上のプレミアムSUVとの競合を意識して開発した。充分に対抗できる性能を引き出した」と、ライバル車がひしめく米国市場での販売に自信を表明した。