【ボルボS60R/V70R詳報】ボルボらしさを明確にした、FOUR-Cシステム

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【ボルボS60R/V70R詳報】ボルボらしさを明確にした、FOUR-Cシステム
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ワインディングロードに入ったので、センターコンソールの上部の“FOUR-C”スイッチを「スポーツ」モードへ。すると“足が硬くなった”という直感的印象はない。そしてコーナーに入ると、回頭性が上がったような気配がする。

そして、「これぞ、フラットライド!」と叫びたくなるような定常旋回に入り、再びアクセルをON。ステアリング操舵角度がそのままでも、鼻先が面白いように「スゥーと」回り込む。「スカイフック」と呼ばれる、見えない糸で上から吊れているような、不思議なこの感覚。まさに、ボルボらしさの象徴だ。

FOUR-Cの実態とは、ボルボと同郷のオーリンズ社が開発した、電子制御バルブと、モンロー社のショックアブソーバーに、ボルボ独自のプログラムデータを盛り込んだ究極の一品。走行中のデータは、ボディ加速度、車速、リア車高、フロントホイールの加速度、エンジントルク/スロットルポジション/トランスミッション内ギア判別、ブレーキプレッシャー(ABS連動)、ステアリング操舵角、ヨーレートを主体として収集される。

また、“R”では、スタビリティコントロールのDSTC、ハルデックス社製AWDとも連動制御される。また、05年モデルではCPU(演算装置)が性能アップした。

では、R専用「アドバンスド」モードをトライ。約3秒後…、『V70R』がまったく違うクルマに変身(!)。「スカイフック」から「ロードコンタクト」理論の違いに驚愕した。

《桃田健史》

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