【パリダカ05】レグ12…上位陣は安定

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ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2005/通称パリダカ)一行は12日、モーリタニアからマリに入った。SS1位は日産ピックアップのジニール・ドゥビリエが獲得した。

総合順位1位のステファン・ペテランセル以下、上位陣はマイナートラブルのみで安定しており順位は変わらず。ペテランセルの優勝が見えて来たか。

SSトップのドゥビリエは「道に迷いやすかった。迷った回数がライバルより少なかった我々が勝ったわけだ。道幅も狭く、とくにこの砂煙の中では立木にぶつからないように気を使った。マシンは完璧、なんの問題もなかった」と語る。

総合トップのステファン・ペテランセル(三菱パジェロエボリューション)は「わずかの油断が大きなロスにつながるから集中は途切れない。(チームメイトのリュック・アルファンと)レースを引っ張っているが、アルファンは少しナーバスだったようだ。ときどき突っかけてくるのをしのぐのは、楽ではなかった」と語る。

そのアルファンは「一日中鬼ごっこでハードだった。さらに競技の後に200kmもリエゾンがあるとね。ダカールに到着することを目標にして、この後はどんなリスクを冒すつもりもない」という。

12日は2度目のマラソンステージの1日目となる予定で、ビバークのバマコではマシンの整備が禁じられるはずだったが、主催者はパルクフェルメ(車両保管)を中止、ドライバーやコドライバーら、ラリー出走者たちによるマシン整備は許可された。アシスタントカミオンのメカニックらチーム本体スタッフは作業に加わることはできない。

メオニら2名が事故死した二輪車部門はライダーたちの動揺が大きく、ライダーらの申し入れもあり、12日/レグ12の競技はキャンセルされた。ライダーたちは空路、バマコに移動した。

《高木啓》

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