バルセロナで行われた新型車TF105発表会(8日)の会場で、ラルフ・シューマッハがワールドチャンピオンに向けての決意を語り、ウィリアムズよりトヨタの方が可能性が高いとコメントした。
「ウィリアムズにも優れた人材がたくさんいたが、それでも会社の規模としては非常に小さい。結局は全てが2人の人間、フランク・ウィリアムズとパトリック・ヘッドにかかっていた。彼らはもう若くはないし、経済的にバックアップしてくれるメーカーもない」
「今日のF1はいかにして経済力を付けるかにかかっている。だからトヨタの方がいいオプションだと思うんだ。僕は6年間ウィリアムズで努力したけれどうまく行かなかった。だからもう次に移るべきだと決心したんだ」とラルフ。
ヤルノ・トゥルーリとのコンビネーションについてトヨタのジョン・ハウエットは「2人ともチームにとって貴重なプラス材料となるだろう。彼らのプレッシャーに負けないようなマシン作りをしたい」と語った。