側道から進入のクルマ、本線のクルマを弾き飛ばす

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5日、大阪府箕面市内の国道で、本線を走行していた乗用車と、側道から本線に合流しようとしていた別のクルマが衝突し、本線を走行していたクルマが弾き飛ばされて電柱に激突する事故が起きた。

この事故で男性1名が死亡しており、身元を調べている。

大阪府警・箕面署によると、事故が起きたのは5日の午前0時50分ごろ。箕面市船場西付近の国道423号線(通称:新御堂筋)で、側道から本線に合流しようとしていた乗用車が、本線を進行していた別の乗用車の側面に衝突した。

本線を走っていたクルマは弾き飛ばされるような状態で街路灯の柱に激突して大破。運転していた男性が全身を強く打ち、収容先の病院で死亡している。

衝突した側のクルマの運転者を含む男女4人は、自走不能になったクルマを現場に放置して徒歩で逃走。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

クルマの中に残されていた遺留品や指紋の検出などを行って容疑者の特定を急いだが、同日までに18歳の少年1人が同署に出頭。クルマを運転していたことを認めたため、業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

同署では死亡した男性の身元調べをすすめるとともに、逮捕した少年を厳しく追及し、逃走の理由や、依然として逃走を続けている男2人と女1人の行方を追っている。

《石田真一》

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