デザインの仕方…日産 ラフェスタ その3“スクエア”

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デザインの仕方…日産 ラフェスタ その3“スクエア”
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日産のミドルクラスミニバン『ラフェスタ』(12月2日に発表・発売)は、いわゆる“狭小住宅”の考え方をデザインに取り入れた。大きく明るい窓で、居住空間の寸法は小さくとも、開放感を取り込むのだ。

倉持卓司プロダクトチーフデザイナー(PCD、デザイン本部、第1プロダクトデザイン部)は、ねらいを「ブライトネス(明るさ)デザイン」と表現する。「パノラミックルーフ」と呼ばれる巨大なガラスルーフはデザインチームの提案だ。

ガラスルーフを広くするためにルーフの前後長が長くなり、車体の後方の絞り込みも少なくなる。サンシェイドのレールは左右平行なので、これも車体の絞り込みが少なくなる理由だ。結果、ラフェスタの車体後半はスクエアなデザインとなった。

波及効果として車体の見切りが良い、バックしやすいといった機能性も得られた。ラフェスタのデザインは見た目の格好=スタイリング優先であざとさ、奇抜さをねらった造形ではなく、このように考えられた末のデザインなのだ。

《高木啓》

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