04年国内新車販売…2年連続プラスの585万台

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日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が5日発表した2004年の新車販売速報によると、総販売台数は前年比0.4%増の585万3379台と小幅増ながら2年連続のプラスとなった。軽自動車が5年ぶりに過去最高となって全体を牽引した。

まとめによると登録車は1.6%減の396万2232台にとどまり、2年ぶりのマイナスになるとともに400万台の大台割れとなった。

これに対し、各社の新車投入が活発だった軽自動車は4.8%増の189万1147台で5年ぶりのプラス。規格拡大が実施された翌年の99年に記録していた過去最高を更新した。

登録車ではトヨタ自動車やホンダなどがプラスとなったものの、新車投入が後半に集中した日産自動車は4.9%のマイナスだった。

激しい首位争いが続く軽自動車のシェアはスズキが31.2%、ダイハツ工業が29.7%と、ともに03年より0.2ポイント伸ばしており、両者の差は前年と同じ0.7ポイントのままだった。

《池原照雄》

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