いすゞ、年末年始休暇を延長…システム統合に遅れ

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いすゞ自動車は、生産工場で、12月29日から1月5日だった当初の年末年始連休を延長し、12月29日から1月9日までの12連休にすると発表した。

年末年始連休を延長するのは、藤沢工場、川崎工場、栃木工場の直接生産に関わる部署で、対象人員は全従業員の約4割に当たる約2800人。延長される休日の扱いは2005年3月31日までの休日からの振り替えとし、具体的な条件などは、今後労働組合と協議して決定する予定。

同社は、生産体制の再構築として川崎工場の再配置を順次進め、5月には大型トラックの組立ラインを藤沢工場に移管した。またエンジンの組立ラインも栃木工場へ集約しているが、併せて生産に関わるシステムも統合している。

今回、年末年始連休で予定していた部品発注システムの統合が当初予想より作業が大幅に延びることが明らかとなったため、連休明けでの混乱を回避し、生産をスムーズに立ち上げるため、休日振替による連休の延長を決定した。

同社では、現時点で通期の生産計画や業績予想に変更は無いとしている。

《レスポンス編集部》

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