ダイハツ工業は、軽商用車『ハイゼットカーゴ』と『ハイゼット』をフルモデルチェンジするとともに、『ハイゼットトラック』を大幅改良して、20日から発売する。
ハイゼットは、1960年11月に発売、以来44年にわたって軽商用車としての機能・性能を進化させ続け、生産累計536万台を超えるなどダイハツのロングセラーだ。今回のモデルは10代目となる。
新型車はユーザーの層も使われ方も異なるカーゴとトラック、それぞれに最適なクルマをめざして、2つのプラットフォームを採用した。開発では、ユーザーの生の声を徹底的にヒアリングして、開発に反映させたと、している。
ハイゼットカーゴは「しっかり、楽々仕事ができる高効率カーゴ」をコンセプトにプラットフォームから一新し、積載性・荷役性や乗降性、乗り心地などを大幅に向上、宅配や小売業などの幅広い業種を中心に拡販を狙う。
ハイゼットトラックは「しっかり、気持ちよく仕事ができる質実剛健トラック」をコンセプトに小回り性能、防錆力などを一層高め、農業や建設業などを中心に拡販を狙う。
新型車は新しい工場、ダイハツ車体の大分(中津)工場の第1号車として生産する。