三菱自動車は7日、2005年1月1日にスペインのバルセロナをスタートする2005年パリダカ(テレフォニカダカール2005)に向けて開発した新型『パジェロエボリューション』(MPR11)を発表した。
新型パジェロエボリューション(MPR11)は、2004年7月と9月の2度に渡るモロッコテストの結果を踏まえて、従来のパジェロエボリューション(MPR10)をさらに進化させ、フェイスリフトした。
最高出力は従来車(MPR10)と同レベルながら、中低速域のトルクを向上した。モロッコテストでは、さまざまなバリエーションのサスペンション・セットアップが試され、サスペンション自体も大幅に改良を施した。
また、重量配分を徹底的に見直し、低重心化も実現したため、ハンドリング、コーナリング、ロードホールディングのすべてで従来車を上回ったとしている。