全国軽自動車協会連合会が発表した11月の軽自動車新車販売台数は、前年同月比3.5%増の15万3124台で、2カ月ぶりに前年を上回った。
車種別では、乗用車が同7.3%増の10万4847台で2カ月ぶりに増加した。貨物車は同3.8%減の4万8277台と3カ月連続でマイナスとなった。貨物車の内訳は, ボンネットバンが同14.0%減の5038台、キャブオーバーバンが同2.6%減の2万3099台、トラックが同2.4%減の2万0140台だった。
メーカー別では、三菱とホンダを除く全社が2ケタのプラスとなった。とくに、スズキは同13.0%増の4万7696台、ダイハツは同11.0%増の4万5729台と、その差は約2000台と「逃げるスズキ、追うダイハツ」の構図となっている。
販売低迷が続く三菱は同36.1%減の1万8289台と依然として大幅マイナスだ。