『マツダ6MPS』に搭載されるエンジンは、新開発のターボチャージャー付き2.3リットル直噴ガソリンエンジン(パリモーターショー出展、9月23日−10月10日)。
最大11.5MPaという高圧で霧状のガソリンを筒内噴射することで燃焼室の温度を下げ、ターボチャージャー付きエンジンとしては9.5という高い圧縮比を実現させた直噴システムが採用された。
直噴システムとシングルターボの組合せは、2500rpm付近からのターボチャージャーの働きによる低中速域のトルクアップとともに、高燃費の実現を両立。 ハイレスポンスかつ、豊かな低速トルクによる洗練されたリニアな走りとともに、燃費改善やSULEV適合の排出ガスなど、環境への積極的配慮にも大きく寄与している。
全体のフォルムはすっきりと洗練されたデザインにまとめあげたれたMPSだが、インタークーラーを納める為、ボンネットは従来のアテンザよりも45mm高くなっている。内蔵された240km/hのトップスピードを誇るターボエンジンを誇示するかのような力強いデザインだ。