ホンダは24日、遠赤外線カメラにより車両前方の歩行者を検知し、画面上の表示とブザー音により運転者の注意を促す、世界初の「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」を新開発、今秋発売の新型『レジェンド』に搭載する、と発表した。
「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」は、フロントバンパー下部に設置した2基の遠赤外線カメラの映像から、赤外線を放射する対象物の位置や動きを検知し、対象物が車両進路上にいるのか横断中なのかを認識する。さらにその大きさや形状からその対象物が歩行者であるかどうかを判断する。
夜間、車両前方の映像をディスプレイに表示してドライバーの視覚を支援する一般的なナイトビジョン機能に加え、進路上や横断しようとしている歩行者の存在をドライバーに伝える機能を世界で初めて実現した。