米ヒューレット・パッカード(HP)社は9日、F1のBMWウィリアムズとの、スポンサー契約を延長すると発表した。契約の詳細は、明らかにされていないが、スポンサー契約に加えて、F1チーム運営のシステム・サポートも含まれている。
同社は、2000年からBMWウィリアムズのスポンサーとなってきたが、今回の契約延長の最大の決め手となったのは、F1が、中国やバーレーンなどのアジアで開催されること。
同社にとっては、欧米も重要な市場だが、すでにHPのブランドは浸透しており、むしろ、アジアでのプレゼンスを高めたいとの意向が働いた。同社は、9月に中国の上海で開催される、中国グランプリでは、大々的なキャンペーンを展開する予定。