【ホンダ・エディックス発表】コミュニケーションを包むインテリア

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ホンダ『エディックス』(7日発表)の内装のテーマは「楽しいコミュニケーションとくつろぎを包み込む、モダンで上質なインテリア」だ。インパネは左右のワイド感を強調するため、水平ラインを強調したデザインとなっている。

インパネの下部は全体的に大きくそぎ落とされ、足元空間をすっきり、広々としたものにしている。インパネは視認性が良く質感にも優れる自発光式だ。

全席独立型シートはモダンチェアをイメージしてデザインされた。ショルダー部のサポートは弱めで、後席の圧迫感の軽減や視界、声の抜けを良くする空間演出がなされている。シート表皮は肌触りの良さや着座フィールの向上を狙いとして、スウェード調ファブリックが使用されている。

インテリアカラーはオレンジ系の「エスプレッソ」、落ち着きのある「ウォームグレー」、スポーティな「ブラック」の3色が用意されている。

空調システムは、6座すべてについて快適性を追求したもの。前席は3席分、独立したエアアウトレットが設けられている。またセンターコンソール上の大型エアアウトレットは下部が前席向け、上部からは後席に向けて風を吹き出す2段構造となっており、前後席への風量配分も調整可能だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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