ロータスの新型車開発計画、一部が明らかに

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さる14日、エルシーアイがロータスカーズの正規輸入業者となることが発表された。2社の契約調印・記者会見の席で、ロータスの近未来の開発プロジェクトが一部明らかになった。創業者コリン・チャプマンの「ひとつでも少ないパーツをいかに効率的に使うか」というモットーに従うという。

説明したのは本国から会見に臨んだ、ロータスのコマーシャル・ディレクター、サイモン・ウッド。エルシーアイの取り扱い車種に『エスプリ』が含まれるが、今回の販売で生産終了となる。その後継車について聞かれて答えたもの。

「アメリカでの排ガス規制が厳しくなり、それに対応するとエンジンや装備が重くなる。そうなるとライトウェイト・スポーツというロータスの本質を維持することが難しくなるので、エスプリの生産終了が決定された。エスプリのような大型車について、少なくとも今後3年は後継車の開発計画はない」

「空力的で軽量なクルマがロータスの商品企画のメインだ。エンジンはミッドエンジン、アルミニウムやカーボンファイバーを車体に多用する。開発スケッチのいくつかの例をお見せするが、(エリーゼふうの)顔やボンネットのエア・アウトレットがデザインのアイデンティティとなる」

《高木啓》

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