トヨタ店営業本部地域統括部長の伊藤隆之氏によれば、新型『クラウン』の「ロイヤル」と「アスリート」の販売目標の比率は6:4になるという。月販目標台数5000台のうち、2000台がアスリートとなる。
従来モデルでは、アスリートの販売比率ははるかに少ない。4割をアスリートとすることはトヨタとしても冒険なのだという。新型クラウンでは40歳代のユーザーを取り込み、ユーザーの平均年齢の目標を「53歳くらい」としている。それを達成するために伊藤氏は「アスリートを訴求していくしかない」と答える。
また、トヨタでは、アスリートの売り込みを強化するためロイヤルのTVCMは一切流さない予定だ。アスリートのCMだけを流し、走りのクルマのイメージを訴えていくという。