調査会社のJDパワー・アジア・パシフィックは、2003年の日本の自動車ディーラー経営者満足度調査の結果を発表した。そ
れによるとディーラーの収益性に対する満足度は2年連続でダウンした。しかし、トヨタが2005年からスタートするレクサスチャンネルについては7割を占めるディーラーが将来性があると評価したことが分かった。
調査は、自動車メーカー、輸入業者に対するディーラー経営者の満足度を調査したもので、今回で9回目となる。ディーラー経営者427人が回答した。
この結果、トヨタ系のディーラーの経営者の満足度は上向いているが、国内販売が低迷しているホンダのディーラー経営者の満足度は低下した。
ディーラー経営者のうち、満足またはやや満足の合計は全体の33%で、前回調査より3ポイントダウンした。トヨタ系の満足度は47%から74%に上がり、過去最高となった。これに対してホンダ系は51%から26%に大幅ダウンした。日産系は3ポイントダウンの44%だった。