【WRC】「ラリージャパン2004」のオフィシャルを募集

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ラリージャパン大会協議事務局は、2004年9月3日から5日に掛けて開催される「WRC・ラリージャパン2004」のオフィシャルを募集している。23日には地元となる北海道帯広市内で初となる説明会を開催する。

今回募集の対象となるのは、大会開催に必要なオフィシャルのスタッフで、
(1)タイム計測や競技車両の誘導を行う「ポストマーシャル」
(2)競技コースへの出入口管理を行う「ロードクロージャー」
(3)競技車両が定められたポイントを通過しているか等の確認を行う「トラッキング」
(4)チームなどが使用する無線の周波数を確認したり、管理する「コミュニケーション」
(5)観客の誘導や管理を行う「スペクテーターマーシャル」
(6)コース上でトラブルが発生した際に緊急車両の手配や管理を行う「セーフティマーシャル」
(7)順位管理を行う「リザルト」
(8)車検を担当する「技術委員」、など。

これらは日本自動車連盟(JAF)の公認審判員の資格が原則必要となる。資格が無い場合には資格取得に向けた指導も行うが、資格が得られない場合は補助要員としての参加が可能だ。

また、オフィシャルには「事務局スタッフ」や、医師と看護婦を対象とした「メディカルマーシャル」、プレスセンターを担当する「メディアスタッフ」など、事務的な仕事もある。メディカルを除いては特に資格も必要としないが、その代わりに語学力や交渉力が要求される。

参加資格は18歳以上の男女で高校生は不可。世界中から観客など10万人が訪れるイベントだけに、外国語に堪能な人は優遇される。日本語しかできない人でも「大会を成功させたい」という熱意があればもちろん大歓迎だ。

忘れてはいけないのが、すべては「ボランティア」であるということ。大会期間中の食事や宿泊先は用意されるが、賃金は無し。現地までの交通費も自己負担が原則だ。オフィシャルの参加期間は8月31日から9月5日まで。この間は職種によって参加する日程が異なるが、最低3日間、最大で6日間の連続参加が求められる。

帯広での説明会は23日の13時から、JR帯広駅近くの「とかちプラザ」にて開催される。説明会については事前の参加申し込みの必要も無く、当日会場に訪れれば良いとのこと。問い合わせ先は大会競技事務局(電話 011-864-2003)となる。

《石田真一》

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