ホンダの福井威夫社長は17日、東京・南青山の本社で会見し、来年は国内市場向けに、『ASM』ベースのミニバンなど3モデルの新車を投入する計画を明らかにした。
今年の国内4輪販売は74万台(前年比18%減)レベルまで後退する見込みで、新モデルの投入により、来年は80万台を計画している。
東京モーターショーで来年の発売を表明していたASMベースのミニバンは春ごろに発売する。
また、同社の最上級セダン『レジェンド』が全面改良の予定で、「全く新しいモデルに生まれ変わる」(福井社長)としている。投入は秋以降の見通し。
さらに夏には従来にない「新パッケージ」(同)の新モデルも発売するとし、80万台に向けて商品面でもテコ入れする方針を示した。