日産自動車は16日、商用車『バネットバン』『バネットトラック』を一部改良し、同日から発売する、と発表した。ディーゼルエンジン搭載車は、新開発エンジンを搭載し、自動車NOx・PM法、新短期排出ガス規制、首都圏ディーゼル車規制に適合させた。
バネットは、マツダからOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けている機種で、9日に改良を発表したマツダ『ボンゴ』と同じスペックを採用した。ディーゼル車には、ボンゴ同様、新開発の排気量2リットル・ディーゼルターボ・エンジンを搭載し各種ディーゼル規制に適合。三大都市圏での登録や走行が可能になった。
メーカー希望小売価格は、バネットバンの2リットル・ディーゼルターボ・エンジン搭載車が226万9000円。同トラックは、標準荷台長タイプが175万6000円(いずれも東京地区価格)。