日産自動車は、11月25日に高圧水素式燃料電池車『エクストレイルFCV』03年モデルの国土交通大臣認定を取得、年度内にリース販売を開始すると発表した。
同社は昨年12月、02年モデルにて大臣認定を取得して公道走行実験を行ってきた。03年モデルは、02年モデルに比べて大幅な性能向上を実現した。
走行性能では、高出力モーターの採用で最高出力を02年モデルに比べて1.5倍の85kWとなり、力強い走行が可能となった。航続距離も効率の高い燃料電池スタックの採用とコンパクトで冷却性能が高く、パワー密度の高いコンパクトリチウムイオンバッテリーの採用で、350km以上を実現した。
価格や販売先は未定。